看護師が寮に入るのメリットは、まず金銭的な負担を抑えられるということです。病院が用意する寮は福利厚生の一環として家賃の一部を病院側が負担してくれることが多いため、家賃が相場よりも安く設定されています。そのため、生活費の削減につながり、自由に使えるお金や貯金に回せる金額を増やすことができるでしょう。しかも、寮のある病院に就職できれば、賃貸物件を探す手間が省けるほか、引っ越しの際に生じる事務的な作業も少なくできます。
それから、その他のメリットとして、通勤時のストレス軽減も挙げられます。看護師寮は基本的に病院の近くに設けられているので、徒歩や自転車でラクに通うことができます。雨の日や台風など、天候が悪い日でもスムーズに通勤できますし、夜勤明けで疲れている時もいち早く帰宅して疲れた身体を休められます。夜勤は長時間勤務になるので、通勤時間がほとんどかからなければ、とても助かるはずです。
さらに、看護師料は防犯面にも配慮されている所が多いのも魅力です。オートロックやセキュリティー管理などが徹底されており、窃盗やストーカーなどの被害に会う確率を下げられます。それに、同じ建物に先輩や同僚が住んでいるため、困ったことが起きた時もすぐに相談することが可能です。防犯面は女性看護師の住居探しにおいて重要な項目なので、安全に暮らしながら仕事に打ち込むためには、看護師寮の有無は仕事探しの重要なポイントとなるでしょう。